インターネットセキュリティ
インターネットセキュリティとは
インターネットの普及にともない、コンピューターは私たちの生活に身近な存在となりました。インターネットの利用者の増加とともに、インターネットにおけるトラブルも急増しています。どうしてでしょうか?
インターネットはその利便性、通信速度などの良い面だけが強調され、利用者の多くは、インターネットのマイナスの側面についてはよく理解していません。そのためトラブルや被害に遭遇するケースが多いのです。インターネットに接続されたパソコンは、常にウイルスや不正侵入など様々な危険にさらされていることを覚えておきましょう。
日常生活で家の戸締まりや火の用心をしない人はいないでしょう。インターネットの世界でも同様に戸締まりや火の用心に相当するものが必要です。対策を怠った場合、ウイルス感染、悪意のある第三者に個人情報を盗まれるなどの被害に遭う危険性が極めて高くなります。こうした事態から身を守るために必要なのがインターネットセキュリティなのです。

セキュリティの必要性
インターネットの世界では、パソコン1台1台、サーバー、周辺機器などがともにつながりながらネットワークを形成しています。そのネットワークの中にはさまざまな人たちが存在し、悪意を持った人も存在します。そのためセキュリティ対策をしていない場合、悪意を持った人から攻撃を仕掛けられ、被害を受ける可能性があります。またウイルスに感染したパソコンはデータが破壊されたり、盗聴されるだけでなく、他のパソコンへ攻撃を仕掛け加害者になる場合もあります。
セキュリティ対策をしていないパソコンは、他のパソコンに多大な迷惑をかけ、取り返しのつかない事態になってしまうことがあります。
基本的なセキュリティ対策
Microsoft Update
Microsoft社の”Windows”は現在家庭用のパソコンにて最も普及しているOSですが、それゆえにコンピューターウイルスやハッカーからも最も狙われやすいOSとなっています。Microsoft UpdateはWindows OSの脆弱性(セキュリティで狙われる部分)に対する修正・更新・機能拡張を自動的に行う仕組みです。脆弱性を放置したままインターネット利用することは、非常に危険なため、定期的にMicrosoft Updateを利用し、常にOSを最新の状態に保つ必要があります。
Microsoftセキュリティ情報

ファイアウォール
ファイアウォールとはインターネットとの保護境界としての機能を果たすセキュリティシステムです。ファイアウォールを導入することによって、外部との通信に制限をかけることができ、不要なパケット(信号)をパソコンまで届かなくすることができます。ファイアウォールはOSに付属されている場合や、別途パッケージソフトとして販売されている場合がありますが、市販されているブロードバンドルータも、ファイアウォールの役目を一定程度果たします。

ウイルス対策ソフトウェアの利用
パソコンが送受信するデータや保存してあるデータをチェックし、ウイルスが存在すると対処を行ってくれるソフトウェアが数多く販売されています。いずれのソフトも定期的に最近のウイルス定義データを更新する必要がありますが、導入されていれば安心して通信することができます。

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